投資先 |
ワンポイントコメント |
ファウンダー
(0418) |
北京大学が全額出資する北京北大方正集団参加の香港上場企業。
ソフトウェアの開発・卸売りを手がけている。
ファウンダーは、
中国株投資を始めたばかりの時に、
「中国で最も優秀な北京大学と、
産学連携している!IT企業なら伸びそう!」
という理由だけで投資しました。
もちろん、
・具体的にどんなビジネスをしているのか?
・競争力はあるのか?
・長期的な展望を自分が理解できるのか?
と、今から振り返れば、
「全く分からない!状態で投資してしまいました。。」
このようなノリで投資していれば、
必ず!失敗する!!という、典型例ですね。。
投資初心者であれば、
誰もが一度は経験してしまうケースでありますが、
油断禁物!!で、
今後もこの教訓を忘れずに投資していきたいと思います。
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東方航空
(0670) |
航空業界ビック3の一角。
上海をハブ空港とし、国内・国際路線で輸送事業を展開する。
今後長期的に、
中国における移動手段としての航空機利用の増加は確実!であるが、
問題は、
どんなに!!売り上げが伸びたとしても、
業界間競争が激しければ、利益が出ない。。
むしろ、
下手をすれば赤字だってありうる!という状況。
中国における飛行機利用増加の恩恵を受ける♪のであれば、
「自動車株よりも高速道路株!」のように、
「航空会社株よりも飛行場銘柄!」、
つまり、
北京国際空港のようなスタンスで投資していきたいです!
ローリスク・ミドルリターンで、
おいしい♪ビジネスモデルを狙え!ということですね♪
また、航空会社は世界的に見ても、
経営破たんが相次いでいる業界であり、
中国株に限らず、航空会社には投資しない方が無難であろう。
以上、振り返って反省すると、
「儲かることが難しい、ビジネスモデルには投資するな!!」
ということでした♪
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電力銘柄
華電国際電力
(1071)
南山電力
(200037)
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2005年度、
中国に上場している電力会社の業績は悪化しております。
電力会社の場合、
「製品=電力」を発電する際に、
原材料である、
石炭の価格動向は大きな影響力を持っており、
石炭価格の上昇により、業績が悪化してしまったという結果でした。
現在は短期的に、
電力価格の値上げができなかった結果、
業績を圧迫しているわけであり、
長期的にみれば、
電力の供給価格と原材料価格のバランスが取れていくことで、
『電力を発電し、安定的に電力を供給していく』という、
社会インフラには大きな価値が存在し続けると考えております。
しかし今後も、
電力会社間の競争は残りますので、
電力会社を選別する!ことが必要であり、
生き残っていきそうな会社へ投資していくことが重要だと思います。
その点、
おっさんが投資している、
華電国際電力&南山電力は、
大手の華能国際電力などと比較すると、
電力事業もある程度、
スケールメリットがモノをいうビジネスでありますし、
今後、
・良い電力会社を買収する場合や、
・新しく効率的な設備へ投資する場合 などを考えると、
どうしても、
長期的に勝ち残っていくために必要である、
企業としての基礎体力に不安が残ると思います。
ですから、この場合は、
失敗!とは言い切れませんが、
今後はこの教訓を踏まえて、投資していきたいところですっ!
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