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皆さんは、『外貨証拠金取引(FX)』をご存知ですか? といっても、 FXには、『外貨預金』のように決められた名称はなく、 『通貨証拠金取引』、 『外国為替保証金取引』、 『外国為替証拠金取引』、 『〜FX(Foreign Exchangeの略)』などなど。。と、 いろいろな名前で呼ばれております。 なんで、 そんなに怪しそうな金融商品について、 わざわざ取り上げるのか?というと、 『外国通貨建ての資産』のポジションを取るには、 →『外国通貨建て資産へ投資する! 〜円建てのポジションは危険!〜』 最も!『効率的』な金融商品だからです♪ 一般的に、 『外貨預金』と聞いて、 怪しい!!と感じる方は少ないでしょうが、 おっさんにとっては、 『外貨証拠金取引』よりも『外貨預金』の方がブラック!な金融商品なのです。。(笑) もっとも、 『証拠金』という名称が怪しさをかもしだしているのでしょうが(笑)、 でも、ご安心下さい♪ 『レバレッジ』というものは、投資家が自らコントロールできますのでそう怖がることはありません。 それでは、 金融ビックバンが生んだ『外貨証拠金取引』という金融商品について勉強していきましょう♪ スポンサード リンク
外貨証拠金取引は、 1998年4月の『外為法』、つまり、外国為替及び外国貿易法の改正により誕生いたしました。 その改正内容とは、 それまで銀行が『独占』していた、外国為替業務を自由化し、 何人も自由に為替の取引を行うことを可能としたというものです♪ (外国為替公認銀行にのみ許可されておりました。) そして、外貨証拠金取引(FX)は、 インターバンク市場(銀行間市場)で行われている、取引単位『100万ドル』の外国為替取引を、一般の投資家にも参加しやすいように取引単位を『1万ドル』へ小口化し、それを10万円程度の担保資金(証拠金)で行えるようにした金融商品なのです。(さすがに100万ドルのポジションは取れませんよね?(笑)) 簡単に言えば、 銀行や機関投資家、大企業が『独占』してきた、 『外国為替』を個人投資家にも開放したという、画期的な出来事だったのですね♪
外国為替証拠金取引とは、 一定の『保証金』を取引業者に預けることで、 信用供与をしてもらい、小さな資産で大きな取引を可能にする取引です。 いわゆる、『レバレッジ』を掛けることが可能な取引ということです♪ 通常、資金を調達してレバレッジを掛ける場合、調達コストが貸出金利としてかかりますが、外貨証拠金取引では差額だけ!を決済する取引ですから、調達コストがかからないことが非常に大きなメリットです♪ ※詳しくはコチラ♪ →『FXでは何故、金利0%で資金を調達できるのか? 〜FXにおけるレバレッジ活用法〜』 また、元本(現物)の移動交換を伴わない取引を意味します。 つまり、「買った通貨は売り戻す」、逆に「売った取引は買い戻す」ことを原則に、 一連の売買の『差額』(損益)だけを決済(差金決済)する取引です。 また、株式の信用取引のように、 『6ヶ月以内の決済が必要ない=無期限でポジションを持てる』ことも非常に大きなメリットであり、特徴でもあります。 おっさんも、期限がないから参入したといっても過言ではありません!!(笑) 何故ならば、 おっさんには、『短期的なマーケットの変化は予測不可能』という、頑固な投資理論があるからです♪ スポンサード リンク
現在の外貨証拠金取引は、大部分がインターネット経由での取引ですから、 外国為替市場の営業時間と同様、24時間リアルタイムの取引が可能です♪ 具体的には、日本時間月曜午前7時〜ニューヨーク時間の金曜午後5時までが開いております。 (銀行の一日一回の値決めとは大違いですね♪)
外貨証拠金取引の取引形態は、外国為替市場と同様、『相対取引』です。 株式市場のような『取引所取引』では、証券取引所で取引された価格が唯一の価格となりますが、 『相対取引』では、取引する当事者間の契約がすべてとなります。 つまり、業者が提示する価格に対し、我々投資家が同意すれば、それで取引が成立となります。 何故ならば、外国為替市場には、その時々の『中心的なレート』は存在しますが、実際の売買をいくらで約定するかは常に当事者間の同意によるものだからです。 よって外国為替の世界では、世界中で複数の価格が存在するのです。 だから、ロイターやQUICKなど、さまざまな情報ベンダーが配信する為替レートがそれぞれ異なるわけです。 そのため、我々投資家は、よくよく取引事業者を吟味しなければなりません。 もしかしたら、その事業者が提示している為替レートはマーケットの中心レートからかけ離れているかもしれないからです。 (ボッタクリ業者に注意です!) いくら手数料が安くても、売買する時のレートが投資家に不利な条件であれば、最終的に利益を上げることは難しくなるのですから。。(特に銀行です!)
外貨証拠金取引では、決済期限は自由となっております♪ 簡単に言うと、一度取ったポジションをいつまでも持ち続けることができるということです。 少し専門的には、外国為替市場ではスポット取引(直物)は2営業日後に決済を行うのがルールですが、投資家の立場としては、取引のわずか2営業日後に通貨の受渡しをするのは面倒ですよね? そのため外貨証拠金取引では、決済日を自動的に繰り延べるための仕組み(ロールオーバー方式)が採用されています。 『ロールオーバー』とは、日の終わりに未決済のポジションを繰り延べるオペレーションのことで、決済日を1日づつ繰り延べていくことをいいます。 といっても、ロールオーバーは取引業者が自動的に行うので、投資家は何もしなくていいですし、そのための手数料もかかりません。 株式の信用取引と違い、期限がないことも大きなメリットですね♪
また、スポット取引のロールオーバーを行う際には、 通貨ペア間の『スワップ・ポイント(金利差)』の受け払いが発生します。 ※詳しくはコチラ♪ →『スワップ金利の仕組みとは? 〜インカムゲイン重視の投資家に大きな味方!〜』 要は、本来は2営業日後に決済をしなければならないスポット取引でありながら、実質的には決済日が『無期限』に延長され、 投資家が決済日を気にすることなしに為替の売買ができるのが、ロールオーバー方式なのです。 スワップポイント(金利)とは、2種類の通貨の売買によって発生するもので、2国間の『金利差調整』のことを指します。 例:金利1%の通貨を売って、金利3%の通貨を買うと、『2%(3%−1%)』のスワップ金利を受け取ることができます♪ 金利の安い通貨を売って、金利の高い通貨を買っているときに、その金利の差額分の受取が発生し、反対に金利の高い通貨を売って金利の安い通貨を買う場合に、金利の支払いが発生します。 (近年では、日本の円金利よりも海外の外貨の金利の方がすっと高いので、外貨の買いポジションの場合には、スワップポイントを受け取ることができます。) スワップポイントは、『一日単位』で受け払いが行われ、ポジションを持った日数分累積します。 また、スワップポイントですが、銀行の『金利』とは根本的に異なりますので、単純な比較はできませんが、 限りなく『実勢の短期金利の差』に近い数値となっていることから、銀行の定期預金金利よりも有利な数値となっております♪ 例えば、豪ドルを一万ドル買えば、一日あたり100円、一年換算で36500円(金利=5.21%)の金利が受け取れるということですね♪(レバレッジを掛けない場合) これを比較的安全だと思われる『レバレッジ3倍』でポジションを取れば、5.21%×3=15.6%運用となります♪
外国為替証拠金取引のリスク
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おっさんは、 外貨証拠金取引を『真の外貨預金』として、理解しております♪ 『外貨預金』のそもそもの目的は、 金融資産を円以外のものに『分散』すること!!です。 しかし、資産を分散する際に、 『膨大な手数料』を取られてしまえば、結果的にマイナスの結果となってしまうのです。。 一方、外貨証拠金取引はレバレッジを効かせなければ、 為替変動リスクは全く外貨預金と変わらない上、手数料も安く、金利も高いのです♪ 外貨証拠金取引において、 レバレッジをコントロールすることで、『自分だけの外貨預金』を作ることが可能なのです♪ つまり、『外貨証拠金取引』とは、 投資家一人一人が自分だけの『適切なレバレッジ』を設定することで、 『為替変動リスク』も『金利』もコントロールすることができる金融商品なのです♪ |
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