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投資判断における、

   『ROE』、『ROA』、『PER』の本当の意味とは?




〜ご質問〜


はじめまして、おっさん、世太郎と申します。


おっさんのホームページを見て、中国株を買い始めた初心者です。


いつも楽しく読ませていただいています。


おっさんは難しい事を分かりやすく、楽しく説明するのが上手ですね。


私のモヤモヤも、ぜひ、解決していただきたいです。


すごく基本的なことですが、


『ROE』とか『ROA』とか『PER』などの基本的な言葉の意味と、


その言葉が株式を選択する!!上で、


どういう意味を持って来るか??がよくわかりません。



(英語の略字でよく似てるし、わかりにくいです)


私でもわかるように、簡単に説明していただけませんか?


よろしくお願いします。


                                Quetion by 為替の初心者 さん


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※参考:おっさんは、2001年9月、『100万円の軍資金』で、投資をはじめました♪

 おっさんの『お金持ちへの道』途中経過♪
  → 『運用成績』、『配当金』、『不労所得グラフ♪』 『年度別運用成績』 『投資先投資レポート
  『当サイトの運営方針』 『自己紹介』 『メディア掲載履歴




〜ご回答〜


・ROE(return on equity)


日本語で言えば、『株主資本利益率』です。




その意味は、


株主資本(会社の純資産)をいかに効率的に利用して収益を上げているか?をみる指標です。


参考:『ROEを制する投資家こそ!成功する♪』 『ROEと株主資本比率のバランスをどう評価する?



※おっさんが投資している!!ROEが高い超優良企業リスト♪


 『アップル ROE=30%』 『コカコーラ ROE=26%

 『ジョンソン&ジョンソン ROE=20%』 『P&G ROE=17%

 『グーグル ROE=15%



・ROA(return on asset)


日本語で言えば、『総資産利益率』です。



その意味は、


総資産(純資産+負債)をいかに効率的に利用して収益を上げているか?をみる指標です。



以上のように書いてもわかりにくいこと!この上ない!!ですから(笑)、


少し遠回りにはなりますがじっくり説明していきます!



さて、会社を運営していくには軍資金(資本金)が必要ですよね?


企業経営とは、


企業を設立するのに使用したお金(=資本金)をヒトやモノに『投資』を行い、


社会へモノやサービスを提供することの『対価』として、

投資した以上のお金を稼ぐことです。



そこで、どうやって個々の企業の評価をすればいいか?という、


問題の解決策となるのが上記の指標です。


さて、『ROA』で考えてみましょう。



<問題>


同じ1000万円の純利益を稼いだ、A社とB社どちらが『良い企業』でしょうか?



A社 
総資産が『10億円』で『1000万円』の純利益を稼いだ 


  → つまり、10億円の元手を使って1000万円を稼いだ


B社 
総資産が『1億円』で『1000万円』の純利益を稼いだ


  → つまり、1億円の元手を使って1000万円を稼いだ



この答えについては、誰が考えても、『B社』の方が優秀ですよね?




同じ、『1000万円を稼いだ企業』でも、


その利益を出すのに必要とした資金によって、企業の評価はことなります。



今回のケースでいうと、


A社のROAは、『1%』


B社のROAは、『10%』
 となります。



(ROAの計算法は、
「ROA=純利益 ÷ 総資産」 です。)



また、ここで視点を変えてみると、


ROAは『金利』みたいなもの!!と言えることがわかります♪



A社は、


『A社のビジネスモデル』に10億円の『投資』を行ったことと同様なのですから、



『A社の純利益』とは、投資に対するリターンなのです。




このように、


普段からビジネスマンが行っている個々の企業活動そのものが!!


 → 『投資』と呼べるものなのです♪


よって、「株式投資はギャンブルだ!!」などと、


日本では一般的に思われている悪い風潮がありますが、



『企業活動』そのものが投資である以上、


株式投資は決してギャンブルではありませんし、



誰だって仕事の中で『投資』を行っているのです。



『株式投資』とは、


『株主』が事業上の『リスク』を取る代わりに、


『投資先』の社員に働いてもらうことなのです。



参考:『資産運用とは何なのか?投資の本質をじっくり考える♪



少々、話が脱線ぎみなので、話を戻しましょう。



となると、


A社という組織の『利回り』は、


たったの『1%』
ということになりますよね?



『企業運営』という、決して少なくない『リスク』を取った上で、


利回りが1%では、正直、割に合いませんよね?



ですから、このケースの場合、


我々投資家としてはA社に投資することは控えたいところですね!!笑


そして、『A社には投資しないぞ!』という決断をして、



その分を他の有力な投資先へ投資することで、


『投資リスク』は低くなるのです♪



さて、『A社のビジネスモデル』の利回りは『1%』でした。



ここで、我々投資家はさらに、


『別の選択肢(他の投資先)』を比較・評価しなくてはなりません。



例えば、その時に、、


銀行の『普通預金金利』が1%だったらどうでしょうか?



『リスク』という切り口で考えれば、


一般的にはA社の事業上のリスクよりも、


 → 銀行預金の方がリスクは低くなりますから、




A社に投資する理由はさらに少なくなりますよね?


この場合、1%のリターンを求めるのであれば、



A社に投資するのであれば、銀行預金の方がマシ!


ということになります。



このように、我々投資家は、『様々な切り口』で、


投資をする『合理的な理由』を考えなくてはならない!!のです。



またまた話がズレぎみですが、話を簡単にすると、



ROAは、企業の『ビジネスモデルの利回り』


ROEは、企業の株式に『投資したときの利回り』



と考えると、わかりやすいと思います♪



さて、ROEについてですが、


ROE=ROA × 企業がかけている『レバレッジ』


または、


ROE=純利益 ÷ 純資産(総資産−負債)


で表されます。


我々株主は、


企業に投資した以上、企業の負債にも責任を持ちます。



(投資した金額の範囲内という意味なので、

『影響する』という表現の方がいいかもしれません)



企業活動には当然、


『多額の資金』が必要とされますので、


通常、企業は株主からの出資分とは別に、


『負債』の形で資金を調達し、リスクを高め、リターンを追及しております。



そこで、ROEとは、


株主資本(=純資産)を分母にして純利益分を割ったものなのですが、


一言でいうと、


『株主』からみたリターンを表しております。



何故、株主からみたリターンが『ROE』かというと、


総資産のうちの負債の部分については、


株主は、1円たりともお金を出していないからです。



つまり、『投資におけるリターン』という観念からは、


どのくらい負債があろうが、株主には関係ないの!!です。



もちろん、総資産のうち、負債部分が大きくなれば、


企業が倒産してしまうリスクが高まりから、株主にも関係することになります。



一方、ROAの場合は、


企業の『総資産』をベースに利回りを計算していることから、



ROAの値には総資産の内、


どれぐらいが株主資本で、どれぐらいが負債なのか?


という要因がありません。



ですから、「ROAとROEどちらが大事なの?」という質問に答えはなく、


結局は『両者のバランス』こそが大事なのです。




もちろん、両者とも『高い数字』の方がいいのですが、


ただ一つ、


「ROAが低く、ROEが高い」という状態には注意が必要です。


 → 借金が多すぎる!!可能性があるからです。



(もちろん、業種によって異なりますが、、)



※ROAとROEについて、言葉でうまく表すことが難しく、失礼致しました!



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・ PER (price earnings ratio) 


PERとは、いわゆる『株価収益率』のことで、


現在の株価が「安いのか?」、それとも、「高いのか?」をみる指標です。



※詳しくは!!


 → 『投資判断における『PER』の『本当の意味』とは?PER活用法徹底分析♪


 にて徹底分析しております♪



PERの計算方法は、


PER= 株価 ÷ EPS(一株当り純利益)



または、


PER= 時価総額 ÷ 純利益  です。


(一株当り純利益(EPS)= 純利益 ÷ 株式数)




PERとは、非常に簡単な指標で、


「PERがどんなに重要なのか?」ということは、


投資家の誰もが知っていると思います。


しかし、、


我々投資家はついつい、

PERが『高値』の時に投資してしまいがちです。。



ですから、投資する『銘柄』よりも、


本当は、投資する『時期』の方が重要なのかもしれません。。




つまり、どんなに『素晴らしい企業』を発掘したとしても、


株価が上がりきって、PERが高くなってから投資しても、


あまり投資効果が期待できないのです。。



しかし、一方で!!


『アマゾンドットコム』のように、、

 → 『PERが100倍以上』の企業も存在します。。汗


参考:『アマゾン株投資分析レポート♪



よって、今後も成長が期待できそうなら、



「PER=50」でも、株価は安いかもしれませんし、



今後はすたれていきそうなビジネスモデルだったら、



「PER=20」でも株価が高いかもしれないのです。。



また、『株価』という数字は、


その日の株式市場が値づけした数字にすぎません。



ですから、「現在の株価が正しいか?」という問題に対する答えは、


数年たってみないとわからないのです。



以上のように、株式投資の世界は混沌としておりますが、


極論をいえば、


「「PER=20」だったら買い!!」みたいな、


数字一律!で、投資判断を行うことは常に正しいとは言えません。。


『適切なPER』とは、企業ごとの『ビジネスの将来性』に裏づけられているのですから、、



『PER』。。



最も基本的で簡単な株式指標であると同時に、


最も難しい株式指標とも言えるのではないでしょうか?




Answered by おっさん


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金持ちへの相談所』へ戻る♪


ハイパーインフレ対策徹底特集♪


金持ちへの鉄則♪資産運用において確実な!『7つの事実』




※参考:おっさんは、2001年9月、『100万円の軍資金』で、投資をはじめました♪

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我々、日本の個人投資家としては、


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参考:『インフレ対策徹底本部』 『もうインフレ対策してますか?


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参考:『米国株で1億円を目指す!!』 『外国資産へ投資しよう♪』 

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 → 参照:『外国通貨建て資産へ投資する!!ということ。


 → 『インフレ対策徹底本部』 『日本にハイパーインフレがやってくる!!


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※今後、日本では、

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『貿易赤字』の定着


『経常赤字国』へ転落。。


『日本国債暴落』。。


 をきっかけにして、、


日本発の『金融危機』の勃発。。


日本の『財政破綻』が現実化


 → 『日本がハイパーインフレ突入へ!!』


 という流れで、、


・『1米ドル=1000円』の超円安時代。。


 になりそうな雰囲気です。。泣


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どうかご一緒に、楽しみながら♪

投資していきましょう!!


参考:『米国株投資で1億円を目指そう!!



※ この回答に対して、わかりにくい部分があれば、 さらに詳細に更新したいと思いますので、
  どうぞご連絡下さい♪
※ 同時に、一人でも多くの方のご参加をお待ちしております♪



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