打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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日本の対中貿易収支が21年ぶりに黒字化♪ 

〜中国はもはや、『生産地』ではなく、
 『有力な消費市場』になった♪〜
 




今回のテーマは、


・対中貿易に関するテーマです♪


対中貿易赤字に関するテーマとしては、

アメリカの対中貿易赤字が有名ですよね。


アメリカの貿易赤字は、膨大で!!

 → 年間 『50兆円〜70兆円』

 で推移しており、、



アメリカは、
 
 → 人民元が不当に安く抑えられているからだ!!


 と、

中国へ、「人民元の切り利上げ」

 をたびたびせまっておりますね。


(つい、先日、小幅の切り上げが決まりましたが。。)



このように、中国は、

世界中の国を相手に、

巨額の貿易黒字を上げている
のですが、


では!!

日本に対してはどうなのでしょうか??


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実は、貿易黒字大国、日本も、、

 → 過去、20年間にわたって!!

・年間2〜3兆円程、

対中貿易赤字だったのです。。。


(意外!!ですよね〜〜〜)


まあ、アメリカと比べると、、

1ケタ以上!!規模が違いますが。。笑



しかし、

2010年に入って、

日本の対中貿易が転機にさしかかってます。


・安価な中国製品の流入!!などで、

1990年代半ばから、

『年2〜3兆円』規模で推移してきた、

対中貿易赤字は、

2009年度に約4800億円
にまで縮小しました♪



この背景は、

経済成長に伴う、中国の購買力の高まりで、

自動車が対中輸出をけん引する!!といった、

質的な変化が鮮明です。


今後も、

日本企業による中国の消費市場の取り込みが進めば、

対中貿易の黒字化ばかりではなく、

日本の貿易黒字全体の縮小にも一定の歯止めがかかりそうです♪


そんな中!!


2010年1〜3月の対中貿易収支がついに!!

 → 黒字になりました♪ (2000億円程度)


対中貿易は、

約21年前の1988年以来、赤字が続いてきたのですが、、


ついに!! そのトレンドが変化したのです♪


対中貿易の中身をみてみると、

自動車やハイテク機器など、最終製品の伸びが目立ちます。



輸送用機器が全体の輸出額に占めるシェアは、

2009年度に10.12%と、

前年度から3ポイント上昇しました。


自動車に関しては、

日本企業の現地生産化などで、輸出が少なかったのですが、

直近で最も低かった、2004年度の5.15%から、

5年間で、ほぼ2倍になったのです♪


また、

2010年1〜3月では、

ビデオカメラなど映像機器が、前年同期の1.6倍

デジタルカメラも高性能品を中心に、約8割伸びました♪


輸出大国、日本としては、

対中貿易が黒字になるのは、良い兆候ですね♪


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それにしても、

・21年間と、

 → 長期間、赤字が続いた日本の対中貿易
ですが、、、


主因は、日本企業が、

・『中国の安価な労働力』に着目し、

 生産拠点として活用してきたことが挙げられます。



90年代までは、『衣料品』

00年代までは、『電機』

 などへと中核産業は移りはしましたが、


その『仕組み』としては、

・素材や部品を中国に輸出し、

・最終製品が日本へ入る流れは同じです。


その結果、

・中国で加工した『付加価値分』が、

 → 日本の貿易赤字
となる構図です。。


(この仕組みにより、日本国内の雇用が、、

 → 中国へと移ったのです。。泣)


だが現在では、

日本で生産された『最終製品』が、

 → 対中輸出をけん引する!!


 という形に変化しております。



日本自動車工業会によると、

2010年1〜5月に中国に輸出されたのは、

9万6400台で、前年同期比で、5割増

トヨタ自動車のレクサスなど、

普通乗用車が8万9600台で大半を占めました。


中国の消費者は、

日本企業が国内生産を維持し、

付加価値を売り物にする高額商品を求めている
のです♪


・少子高齢化や、
・賃金伸び悩み
に直面する日本は、

モノを買う力が落ちておりますが、、


一方で、中国は、

高成長を背景に一段と!!購買力が高まっております。


両国の成長格差から、

今後も長期的な、

日本の対中貿易収支の黒字化シナリオ
が、

現実味を帯びてきました♪



当然、足元では、

・中国の人件費増などが、

日本企業の経営に重荷となりますが、


日本企業は欧米に代わって

中国に活路を見出さざるをえません!!



これまで日本企業は、

・中国を『工場』として、活用してきましたが、




今後は、

中国内需を取り込んで!!

 → 中国を『最終消費地』として、


勝負!!していかなくてはならない
のです。


中国での貿易黒字が継続し、拡大していけば、


日本での高付加価値製品製造の国内生産が維持でき、

日本国内の雇用が保たれ、

 → 日本の経済力が高まります♪


どうかこの『流れ』が継続するように、

日本企業には、頑張ってもらいたいですね!!


また、日本政府には、

・与党と、

・野党が、

 勢力争いをいたずらにするのではなく、、

 → 日本の国益を守るために、

協力して、

まずは、法人税値下げに踏み切ってもらいたいです♪


法人税が値下げされれば、、

・日本への投資が生まれ、

また、日本企業も、海外移転が減り、

 → 日本国内での雇用が維持されます♪


それに、株高にもつながり、

 → 株価が上昇し、消費も向上すると思います♪


停滞する、、日本経済の起爆剤となりえる!!

 わけであり、1年以内の実行が期待されます♪


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