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中国株の『失敗投資』を振り返る! その2

〜鉄則!! 「激しい業界へ投資するな!」〜


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中国株投資に限らず、

株式投資の鉄則として、

・どんなに有望そうで、最先端の技術を駆使したビジネスでも、

 → 激しい業界は避ける!


 というものがあります。


まあ、『鉄則!』といっても!

どんな投資家でも、

何度かひっかかってしまったことはありますよね?笑

おっさんも、これまで、

ソニー・ファウンダー、、などなど、数々の失敗をして参りました。。(泣)


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さて、今回は!

「中国株投資の失敗を振り返り、今後へ活かす!! その2」

 ということで、

実例を挙げつつ、

『激しい業界には投資しない!!』

 というテーマで取り上げていきたいと思います♪


まずは!中国自動車業界


先日、

中国での自動車販売台数は2006年、

 →「600万台」 となり、

中国は日本を追い抜き!

米国に次ぐ、『世界第2位の自動車市場』に浮上した。

 という、ニュースがありました。

確かに、

中国における自動車のマーケットは拡大傾向にあります。

おっさんが中国株へ参入した、2002年においても、

『中国での自動車販売量は近いうちに世界一になる!!』

 という、フレコミで、

自動車株には大変な人気がありました。

しかし、

自動車マーケットの拡大が続いている一方で、

新規参入会社が多くなった結果、

自動車生産についても、

需要が供給を超える状態になってしまいました。。。

よって、

中国における自動車メーカーの利益率は低下しているのです。。

いくら、

マーケット全体が成長していても、

競争が激しければ、利益がでない。。

 という、事例ですね。。

一方で!

中国における自動車数の伸びの恩恵を受けたのは、

「高速道路銘柄」です♪

投資家として、

『中国での自動車販売量は近いうちに世界一になる!!』

 という、

情報を受けた後、

・自動車銘柄へ投資するのか?
・高速道路銘柄へ投資するのか?


 という、決断によって、

5年後のパフォーマンスとして反映されるのですね♪

今後も、しっかりと!!

ビジネスモデルを評価した上で、投資判断を下したいところです!!


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次に、航空業界!



こちらも、自動車業界と同様です。

中国3大航空会社である、

・中国国際航空
・中国東方航空
・中国南方航空

 
 の3社でありますが、

やはり、
株価・業績ともに、パットしません。。


おっさんも、

『今後、中国でも交通の手段として、飛行機利用は増加していくだろう!!』

 という、目論見で投資しましたが、

競争が激しいため、

利用者が増えて、売上げが上がっても、

利用者の多くは、
『航空券の安さ』を重視して、飛行機会社を選択することにより、

『利益は増えない!』
 という、悪循環となっているのです。


また、そもそも、
航空会社を世界で見渡しても、

日本のJAL・ANAしかり、
アメリカの航空業界しかり、

経営破綻のニュースばかりが飛び交っているだけで、

『儲かっているぞ!!』
 という、ニュースはここ数年をみても皆無であります。。

航空会社のビジネスモデルを評価すると、

高速道路のような、
独占的な『料金所モデル』ではないことがわかります。

何故ならば、

『成田−NY』をみても、
『成田−ロンドン』をみても、
『成田−ホノルル』をみても、

日系航空会社、
外資系航空会社を交えた、
『複数の選択肢』が存在しており、

『利用者が自由に選択できる!』
からです。

当然、
利用者は、価格を重視しますから、
航空会社サイドで『競争』が生まれる!

 という、結果となるのです。

航空会社の『マイレージ』だって、

今や、
どの航空会社も始めていることから、
たいした差別化にはつながりませんよね。。


さて、一方で!

航空業界の分野で、
『料金所』的な会社はどこでしょうか?

中国株で言えば、
『北京国際空港』であります。

(成田空港も、上場すればいいのに!!笑)


このように、

・自動車銘柄 VS 高速道路銘柄
・航空会社銘柄 VS 飛行場銘柄

 といった、選択肢があったら、

よ〜く考えて、

一見、地味!に感じるかもしれませんが、

「後者」を選択したいところですね!!

個人的には、

前者が、
『ミドルリスク・ミドルリターン』

後者が、
『ローリスク・ミドルリターン』

 という、イメージを持っております。


『同じだけのリターン』を期待できるのであれば、
リスクが低い方を選択する!!


これが我々投資家の仕事ですよね♪

(参照:『リスクコントロール投資を習得しよう!!』


以上、

『激しい業界には投資しない!!』
 というテーマでありましたが、

おっさんを含め、
基本を忘れることは多々ありますから、注意して投資していきたいところですね!!




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