打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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底が見えない、、欧州危機。。 

〜暗黒時代を気長に乗り越えて、
 大きな成功をつかもう♪〜




欧州危機が収まる気配がありません。。泣


先日、債券市場では、

・スペイン10年債利回りが、

 → 『7.309%』に上昇
し、


ユーロ導入以来の高水準を更新ました。。。


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ギリシャ危機を繰り返し、

ギリシャへの金融支援は、キリりがない!!状態です。。


そんな中、今度は、

・スペイン

・イタリアなど、


ギリシャと比較して、影響が大きい国へ、

信用危機が広がってきており、

欧州危機が収まる気配がないのです。。。


参考:『日本もハイパーインフレ突入へ!』 『日本の財政破綻分析


ヨーロッパの調子が悪くなり、、

また、先日、取り上げた通り、

『中国のビジネスモデルの危機と、中国不動産バブルの崩壊』)


中国経済にも、危機がせまっております。


また、リーマンショック後、

立ち直りつつあるようにみえた、

アメリカ経済も、先行きが怪しくなっておりました。。泣


現在、世界経済は、総崩れの危機にあるのです。。汗


そんな中でも、EUの問題はかなり大きいです。



これまで、構造的な問題を解決せずに、

欧州各国政府が、

対症療法に終始してきたことが、

現在、世界経済を崖っぷちに追い詰めているのです。。


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近年を振り返ると、、

世界経済は、


2008年に発生したリーマンショックと、

その後の金融危機で受けた傷痕から、

いまだ立ち直れずにおります。。



いや、それどころか!!

事態は悪化の一途をたどっているようにも見えるのです。。


世界がアメリカ発の金融危機と、

信用収縮の拡大に怯えていた、、2008年、

そこには、1つの楽観論がありました。


それは、『デカップリング論』です。


アメリカ経済が減速しても、、

 → 中国など新興国の経済が力強い成長を維持するから、

 → 世界経済全体が沈むわけではない!!とする説です。


確かに!!

リーマンショックで揺らいだ。。

世界経済全体の屋台骨を支えてきたのは、

 → 中国経済の成長です。



リーマンショック時、中国政府は、

『4兆元(50兆円)』もの!!

巨額な景気対策を打ち、

リーマンショックによる中国経済の崩壊を防いだのです♪


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しかし、残念ながら、現在、


「世界の工場」にも、、

いよいよ陰りがみられるようになってきたのです。


実際、中国のGDP成長率は、

 → 5四半期連続で鈍化してきております。。


さらに!!

中国だけでなく、

ブラジルも、インドも、、

成長率が鈍化してきているのです。


結果的には、どんなに新興国が頑張っても、、

先進国の落ち込みを、、

 → 新興国がカバーする!!ことはできなかったのです。。



実際、こうなることは予想できたかもしれません。


現在、中国にとっての最大の輸出先は、

 → 欧州です。


その欧州経済が減速すれば、、

 → 輸出国である中国も無関係でいれるはずはないのです。



やはり世界は、デカップリングとは言えず、

 → さまざまにリンクし、カップリングしているのです。


リーマンショックから、そろそろ5年が経過しますが、、

目先の問題への対応ばかりに目を奪われ、

より大きな構造的な欠陥に気づかないまま、、


ここまで来た世界経済は、ついに限界を迎えつつあります。


実際、ユーロ危機の火は、消える見込みがありません。


欧州は、

ユーロの構造的な欠陥に気づきながら、

これまでその場しのぎの手しか打ってこなかったのです。


ユーロが危機的な状況に追い込まれたのは、

・単一通貨を導入しながら、

 → 財政は各国政府に任せる!!

 という、二重構造に大きな要因があります。


1つのヨーロッパという理想を目指しながら、

同時に各国の独自性を保つという、

 → 構造上の『矛盾』が、

今回の危機の根底にあるのです。



通常、国の財政破綻が起きた時、

・通貨を切り下げる!!
ことで、

借金を、実質的に減額することが可能ですが、

ギリシャも、スペインも、イタリアも、


自国通貨を持たず、

『ユーロ』を使っていることで、

通貨の切り下げができないのです。。。


また、通貨安になれば、、輸出に有利ですから、

景気が良くなりますが、

ユーロを使っていることで、それもできないのです。。


また、自国景気を調整するために、

政策金利をコントロールすることも、

ユーロ加盟国はできないのです。。


ユーロの現状には、大きな矛盾があるのです。。


そのツケが限界を迎え、

いったんは落ち着いたかに見えた危機の深刻度は、

再び高まっているのです。。



ギリシャは、危機発生から3年が経ちますが、

いまだデフォルト(債務不履行)とユーロ離脱の瀬戸際にいます。。


さらに危機はヨーロッパ中に広がろうとしています。


最も深刻なのは、

国内銀行が不良債権の拡大で経営危機に立たされているスペインです。


また、スペインへ広がった危機は、

イタリアやポルトガルなどを次々と焼き払っていく可能性があります。


2012年の経済成長率予測では、

・ギリシャ −4.7%、

・ポルトガル −3.3%、

・イタリア −1.9%、

・スペイン −1.8%、

 となっています。


失業率は、

・スペイン24%、

・ギリシャ22%、

・ポルトガル15%です。。


さらに、

ギリシャ、イタリア、アイルランドは、

GDPよりも公的債務残高の方が多いです。


このように、壊滅的な要因の結果、信用力が低下し、


これら諸国の長期金利は、

 → ドイツの4倍以上
になっているのです。。


これらユーロ圏の危機で、

もっとも深刻な症状は、若年層の失業率でしょう。。


ギリシャとスペインでは、

若年層の『半分以上』が!!失業中です。


一方で、同じユーロ圏でも、中核国は好調です♪


・ドイツの失業率は5.4%

オランダと、オーストリアはもっと低いのです


今、ヨーロッパでは、

・北の中核国と、

・南の周辺国の2つに引き裂かれている
のです。


「ユーロさえなければ、こんなことにならなかった。。。」


ユーロさえなければ、

周辺国が低金利に味をしめて、

国債を乱発し借金を増やすことはなかったし、



スペインで不動産バブルが起きることもなかった。。


ドラクマやリマが今もあれば、

ギリシャやイタリアは、

・財政の引き締めや、

・増税といった、

 → 苦しい、、荒療治をせずとも!!



おなじみの奥の手、

『通貨切り下げ』で、苦境を乗り切れたのです♪


ギリシャのユーロ離脱がささやかれるだけで、

イタリアやスペインでは、次はうちかと震え上がります。


すでにスペインの銀行には、

預金者が殺到し資金を引き出しています。。

 → そして!!ドイツの銀行へ移すのです。


今までは、破産寸前の銀行が、

ECBから金を借り、

その金で自国の国債を買って、破産寸前の国家を支えておりました。


だがこのゲームも、もう終わりかもしれません。。


周辺国の中央銀行は、ドイツ連邦銀行に、

 → 『6500億ユーロ』もの!!


債務を負っており、この金額は増える一方
です。


ユーロが今後も維持できるのか??


リーマンショック以上の!!

ユーロ発、経済危機の可能性も考えられるのです。。泣



ユーロの先行きが恐ろしい限りです。。汗




一方、アメリカ経済は、

ここ最近は、堅調な回復傾向を見せていたものの、

経済成長をけん引する、中間所得層の没落を食い止める策がありません。。


ここにきて急減速した中国も、

国内経済の構造的な欠陥に目を閉じてきました。

成長の原動力だったのは、欧米向けの輸出です。


だが、欧米経済の失速で、輸出に陰りが見え始めると、

中国は国内で、


空前の!!不動産・インフラ投資ブーム

 を仕掛けて景気後退期を乗り切ろうとしました。


しかし、中国の不動産バブルは、いつ崩壊してもおかしくないのです。。泣



このように、、世界中で!!


・たくさんの『金融危機の爆弾』が存在しております。。


世界経済が、素敵な状態になるには、

まだまだ、時間がかかりそうです。。



日本株も、、

・ライブドアショック、

・リーマンショック、

・ギリシャショック、、

 などなど。。


『苦しい時期』ばかり続き、


我々、個人投資家も、疲れてきてますね。。泣


もう嫌になってきますが、、笑

現実をみると、素敵な時代が訪れるまでには、、


まだまだ!!時間がかかりそうですね。。


しかし、

苦しい時代も、いつかは明けるはずです!!


10年後に、大きな成功をつかむためには、

今後、3〜5年の暗黒期に、暴落する!!

 → 優良資産をたくさん仕込むこと♪


 が成功の鍵となります♪


皆様、どうかめげずに、気長に♪

頑張っていきましょうね!!




※参考:おっさんは、
2001年9月、『100万円の軍資金』で、投資をはじめました♪

 おっさんの『お金持ちへの道』途中経過♪
  → 『運用成績』、『配当金』、『不労所得グラフ♪』 『年度別運用成績』 『投資先投資レポート
  『当サイトの運営方針』 『自己紹介』 『メディア掲載履歴


※日本の金融危機が起きる前に!!

 → 今こそ!!個人金融資産の『インフレ対策♪』が必要不可欠ですっ!!

 → 参照:『外国通貨建て資産へ投資する!!ということ。

 → 『インフレ対策徹底本部』 『日本にハイパーインフレがやってくる!!


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