打倒!金持ち父さん〜戦略的金持ちへの道〜
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米国株の魅力



米国株(普通、アメリカ株って言いますか?)に興味があります♪


おっさんも、これまで、日本株への株式投資から始め、

中国株にも投資してきましたが、

米国株にも投資するようになりました♪


しかし、『米国株』と言っても、『株式投資の基本』に違いはありませんし、

我々投資家にとっての一番の変化・利点は、『選択の余地が広がる』ことだと思います♪


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おっさんも、中国株に投資する前までは、

『日本株』と『中国株』では異なるものとして捕らえておりましたが、


最近は、

日本の企業、中国の企業を一様に比較して投資判断をするようになり、

投資判断の際に選択する企業が格段に増えた!ことで、株式投資がさらに楽しくなりました♪


ですから、『米国株に投資する』といっても、あまり不安もありませんし、


むしろ、「これからどんな企業に出会っていくのか?」と思うと、

とてもエキサイティングな気分であります♪


最近は、中国株が日本において流行しているようですが、


もはや、我々投資家に『国境はない!』わけですから、


これからの時代は、

全世界の市場において上場している

数々の企業を比較して投資判断をしていくことが投資の王道
なのではないでしょうか?


(もちろん、各国により、それぞれの特色や国内情勢を考慮することは必要でしょうが。。。)


その点、『米国株』は、日本のネット証券でも取り扱っていますし、

米国株式市場の厳しい情報開示義務などにより、株式情報も入手しやすいメリットがあります♪

(さらに、英語がわかれば何倍もの情報量を入手できますが・・・)

近々、おっさんも『米国株』、参入していこうと思っております♪


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『ROE』重視経営のアメリカ企業



ROE(株主資本利益率)とは、

投資家・株主が出資したお金を、企業がどれだけ効率的に利用して、

どれだけ利益を出したのか?
評価する指標です♪

ROEを制する投資家こそ!!成功する♪

投資判断におけるROEの本当の意味とは?


日本企業とアメリカ企業のROEを比較してみると、

アメリカ企業のROE平均が20%前後であるのに対し、

日本企業の平均は4〜5%に過ぎません。。

(もちろん、年別に平均ROEは変動します)


しかし、アメリカの企業のROEが日本企業よりも高いことは、

ここ十数年の間、日本経済の調子が悪いことだけが原因ではありません。


原因は日米企業の経営の構造的問題(経営哲学の差)にあります。。


あくまで一般的にですが、

これまで日本企業は『売り上げ』や、『雇用人数』などの『規模の大きさ』を重視してきました。。

一方、アメリカ企業は、効率重視、利益重視(=ROE重視)の経営です。

(なんかMBAぽいですね(笑))


この姿勢はリストラをする場合でも、顕著に現れ、

日本企業がリストラを渋るのに対し、アメリカ企業はドライに容赦なくリストラを行います。

(そして株価も暴騰します)

100人の社員で1億円の利益を出す会社と、

1000人で1億円の利益を出す会社なら、アメリカの企業は前者を選ぶのです。

(もちろん、アメリカの企業でも終身雇用制の企業もあります)


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非常に大雑把ですが、両者の経営哲学をまとめると、

アメリカ企業  ⇒  企業の目的は、株主の為に効率的に利益を創造すること
日本企業  ⇒  企業の役割は多くの雇用をすることで、社会に貢献していくこと



どちらの経営哲学の方が優れているのか?

優劣をつけることは不可能ですが(どちらもすばらしいことです)、

あくまで投資家の立場から見れば、アメリカ企業の方が良いのは明らかです。


※しかし最近は、日本企業も全体的にアメリカの方向へ向かっているようですね♪

(参照:『『株式会社』は誰のもの?』)


株価重視のアメリカ式企業経営



一般的に、アメリカの企業は『株価』を重視しますが、何故でしょうか?


それは、株価上昇によって恩恵を受けるのは株主だけではないからです。


日本でも最近は流行ってきましたが、アメリカではストックオプションという、

株価上昇とリンクした一種のボーナスプランを多くの企業で採用されているのです。

(プロ野球で言えば、『出来高契約』ですね♪)


よって、アメリカの経営者・社員は、株主利益の最大化を目標にするのです♪

(自分も株主なのですから♪)


経営の成功=株主利益の最大化=株価の上昇=経営者・社員の利益ですね。。

また、株価重視の経営には、

企業の買収などが盛んなアメリカならではの理由があります。


アメリカでは、企業買収の際に『株式交換による買収』が盛んだからです。


株価が高ければ、企業買収の際に、有利な条件で買収を行うことが可能なのです♪

こうして、株価重視の経営がアメリカでは行われているのであります♪


一方、日本では『株主無視の経営』が長く行われてきました。。。

これには、企業の株を銀行や関連企業と互いに持ち合う、

株式の持ち合い体質』が大きな原因となってきました。

もちろん、株主総会では何も起こるはずもなく、『無言の株主』が出席しているだけです。。。


日本では、株主が何も言わない、言えないようにすることで、

経営者による『好き勝手経営』が行われてきたのです。。。


経営者は、言ってみれば、株価がいくらになろうが痛くも痒くもないわけです。

経営の成功=市場シェア・雇用の最大化=株主利益の低下=株価の低迷

もちろん最近は、この体質もだんだんと改善してきております♪

具体的には、ROE重視の経営、個人投資家を大切にする戦略などなど。。

日本でも、株主に優待券を配っておけばすんだ時代は終わりつつあるのですね♪


株主重視のアメリカ企業(IR体制の重視)



アメリカの企業のHP(ホームページ)に、ほぼ100%あるのは、投資家コーナーです。

アメリカの企業のHPは、半分は自社の商品を見てもらうために、

半分は投資家に株を買ってもらうためにあるそうです。

アメリカの企業は、IR(Investor Relations)体制を重視することから、

ほとんどの会社のHPからアニュアルレポートをダウンロードすることがでるのです♪

※最近は、日本企業のHPにも『IR』のページはよく見かけます♪


『物言う株主』がアメリカ企業を育てる!



アメリカの株主は強いです!!


まず、経営陣が間違った判断をすれば、株主は株を売却することで意思表示をします。

(当たり前ですが。。)

また、利益の伸びがいまいちだったり、株価のパフォーマンスが満足いかなければ、

株主総会にて、

経営陣の総取替え、社長、CEO(最高経営責任者)の退任などの要求

 が即座に表明されることになります。


また、日本の経営者ように

「3年かけてリストラに取り組んでいく」などという悠長なことは言ってられません!


「リストラに3年かかる」などと言えば、まず最初に自分の首が飛ぶことになるでしょう。。

アメリカの投資家は短気なのです!(日本も?(笑))

さらに、株主以外にも、

SEC(米国証券取引委員会)が企業に目を光らせ、株主を騙すことを防いでいます。


アメリカ企業は、いい意味で外部からプレッシャーを受けることで育っていくのです♪

(経営者にとっては、大変なプレッシャーだと思いますが(笑))


アメリカ経済・株式市場のダイナミズム


・市場規模、世界最大のアメリカ国内市場を背後に持つアメリカ企業
→ビジネスモデルが優れていれば、あっという間に小さい企業が大企業に!
・株主・株価重視のアメリカ資本主義
→株主利益最大化が目的の経営、容赦ないリストラ、ROE重視・利益重視の経営、IR重視
・変化が激しく、ダイナミックな経営
→積極的な買収、合併、スピンオフ、自社株買い
・世界の約半分の時価総額シェアを占める、米国株式市場
→優良国際企業が上場されている
・圧倒的な銘柄が上場されている米国株式市場(東証の4倍の銘柄数)
→投資家にとって楽しいお宝探し♪
・厳しいディスクロージャー(情報開示)基準
→投資家保護の徹底(エンロン事件がありましたが・・)
・1株から投資できる売買制度


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